1948-01-28 第2回国会 衆議院 本会議 第9号
また、外務省機構の改正中、外務省官制第八條の特殊財産局の新設に関する質疑に対しては、特殊財産に関する事務を特に外務省に残すことにいたしましたのは、まつたく仕事の便宜に出たものであり、また第十條の特別資料部の新設に関する質疑に対しては、占領軍上陸以來の各種重要文書の散佚を防ぎ、將來の参考資料として蒐集整理するには、從來本事務を取扱つていた外務省がこれに当たる方が便利であるとする趣意である旨の説明がありました
また、外務省機構の改正中、外務省官制第八條の特殊財産局の新設に関する質疑に対しては、特殊財産に関する事務を特に外務省に残すことにいたしましたのは、まつたく仕事の便宜に出たものであり、また第十條の特別資料部の新設に関する質疑に対しては、占領軍上陸以來の各種重要文書の散佚を防ぎ、將來の参考資料として蒐集整理するには、從來本事務を取扱つていた外務省がこれに当たる方が便利であるとする趣意である旨の説明がありました
○芦田國務大臣 それは主として便宜の問題で、占領軍の上陸以來、各種の文書は終戰連絡事務局を通じて從來行われてきたのでありますが、しかしそれ以外にまだ各省の手もとに残つておつて、欠けておるような書類もかなりあると思うのですが、その辺の事務は率直に申せば、非常に不統一になつておつて、このままに打ち捨てておいては、他日重要な打合せの経過が不明のままに残つたり、あるいは必要な文書が遺漏するおそれがたぶんにある